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私マジで心根が腐っています。
 2006.05.30 Tue
 公開当事に見た人がことごとくお勧めしてくれたのにも関わらず見に行くタイミングを逃していた『下妻物語』がTVでやってたので見ました。
 これはとっといて良かったかもー。映画館でみたい映画ではなかったな、というのが感想だったので。

 私は映画館で見たい映画と見たくない映画がわりとはっきり分かれている方で映画館で見たい映画は一人でも行くし、見たくない映画はおごりでも行かないんですよね。ただ、それは映画館で見たい映画=好き、見たくない=嫌いではなくて、なんていうの?その映画のタイプによるというかね。
 トムクルの宇宙戦争なんてくっだらなかったんですけど(笑)あれは映画館で見て正解だったと思ってる。逆に家では絶対に見たくない。逆にギルバート・グレイプは家で見たい映画。映画館なんかで見たら居心地が悪くてそわそわする気がします(何)。

 で、下妻は典型的な家で一人でって映画でした。

 桃子の考え方に何の抵抗もない自分こそ「私マジで心根が腐ってます」だな、と思わされた映画でもあったんですが(苦笑)。
 桃子は不思議ちゃんなわけじゃないんですよね。御伽噺の国に住んでいるような格好をして、中身は誰よりも現実的。そのギャップだけでも魅力的なところに要所要所の台詞で吐く彼女なりの哲学は恐ろしいほどに潔い。自己中の極みを突き抜けていっそ爽快感すらあるドライな感覚。ここまで徹底してはいないけれど、たぶん私の人生観を突き詰めたらここに行き着くんだろうな、と思った。そういう意味でも面白かったです。もちろん具体的には全然違うけどね。ロココには何の憧れもないし(笑)。

 ま、自分の話をしててもしょうがないので映画の話に戻ると、桃子の立ち方が全編通してとても好きでした。
 

 借り借りってバカみたい
 自分が大事なものは絶対貸しちゃいけないの
 貸してもいいのはどうでもいいものだけ
 だから私は借りたものは返さない主義
 その代わり貸す時は戻ってこなくてもいいって思うの


 とか一見はちゃめちゃだけれど変に筋の通った生き方してますよね(笑)。たぶん、基本的に「自分のことしか考えてない」と言う人の方が「誰かのために」と言う人よりずっと好きだし信頼できる気がする人間だからだと思うんだけど、桃子の生き方はその集大成のようで見ていて面白かったです、うん。

 一つ意外だったのはアンナちゃんがいい!と言う前評判を聞いていたのに印象に残ったのは深キョンの方だったということ。桃子がかわいいかっこうして肝っ玉据わりすぎてたので、イチゴのキャラが中途半端な感じがしたというか・・・いっそのことイチゴを強面のへたれキャラに徹底させてしまった方が対比としてはよかったんじゃ?喜怒哀楽の激しいイチゴよりもひたすら淡々としている桃子の方が強烈でしたねー、個人的には。いや、よかったんですけどね、アンナちゃん。ただ「喰ってた!」という期待を胸に見たので意外とあれ?みたいな。アンナちゃんがどうこうというよりはイチゴのキャラ自体が少し弱かったんだと思います。
 「見かけは正反対でも実は似てるよね?」ならば、もっとイチゴの肝据わったところを描写してくれないと弱い。

 とはいえ、見てよかったと思える映画でした。
 一番好きだったシーンはイチゴが失恋して泣くところ。一連の二人の掛け合いがすごく素敵でした。言葉が宝石みたいってこういうことなんだろうなーと思わされる台詞のオンパレード。原作も読んでみたくなりました。


 野生動物の死んでいく姿を見ても云々のくだりは「感受性の弱い私」を裏付けるのになぜそのエピソード・・・とつっこみたくなったのは私だけですかね。

 
 最後に、ストーリーとは何の関係もないんですが、桃子の「会いたい」の言い方に思わずずきゅーんと来てしまった(笑)。何、この子カワイイ!みたいな。あの言い方は女だからこそやられてしまう言い方なんじゃないかなーと思った。あの言い方は反則(何のルールだ)。
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  c:0  t:0   [*映画*]
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